ホームページをリニューアルしました

日頃は会のホームページをご利用いただき、誠にありがとうございます。

この度、ホームページを全面リニューアル、引っ越しいたしましたので、お知らせ申し上げます。

 

新しいサイトはこちらです。

 

www.dejak-tomonokai.de

 

より使いやすいサイトを目指し、新しい機能やメニュー項目を採用しました。ぜひご覧ください。

・お知らせ一覧

・行事予定一覧とカレンダー

・地区紹介

・入会申し込みフォーム(HP上からの入会申し込みが可能になりました)

・よくある質問

 

 

 

 

 

 

 

公認ボランティア

 人の役に立ちたい、特に、日本語ができることを活かしたい。でもどこに行ったらいいか分からない、一人で背負うのは荷が重いかもしれない。事故が起きたらどうしたらいいのか…。

 DeJaK-友の会の会員として、仲間とネットワークを組んで活動しませんか?

 当会の介護支援ボランティア活動に参加する場合には諸保険が適用されます。専門知識や訓練を必要とする介護ではなく、介護の支援です。詳しくは下記、または当会メールまでお問い合わせください。

 公認ボランティア

ベルリンとデュッセルドルフで大きな一歩

 

ベルリン

3名の会員がKontaktstellen Pflege Engagementによる30時間のボランティア講習を修了しました。この方たちは、ベルリン州の専門機関との提携で、サポートを必要とされる家庭に斡旋されます。
一人暮らしで日本語での話し相手、ドイツ語の支援、外出時の同伴などを希望される方、または家族の介護をされていて(介護以外での)支援を必要とされる方はぜひお問い合わせください。
連絡先:spennemann@dejak-tomonokai.de

 

             フランクフルト

        10月末より公認ボランティア養成講座を開催

  Dejak友の会はフランクフルト市の福祉団体カリタスと共催で公認ボランティア養成講座を  この10月末から開催します。この講座は日常生活支援を目的としたボランティアの養成で  特に邦人を対象に行われ、異文化の中で介護支援を考えるにあたって「日本」というル-  ツを例にしながら、特別に日本人講師のもとで日本語で十分に意見交換・内容理解を行い  ます。また11月末に開催の第二回講座の後実際にボランティアとして家庭訪問を開始しま  す。相手の信頼を得る、相手の心に寄り添いながら相手の言葉に耳を傾ける、生きる楽し  さを持ち続けながら尊厳を失わない老後を送る手助けをする-外国人である私たち日本人だ  からこそ、自文化を念頭に他の文化に対しても配慮できる介護支援を実現できるのではと  考えています。この講座はフランクフルト地域でドイツのシステムを利用しながら在独邦  人同士が気兼ねなく、長く助け合える社会の基礎作りへの第一歩です。

  連絡先:satsutani@dejak-tomonokai.de

 

 

デュッセルドルフ

公認ボランティア養成集中講座が無事終了

DeJaK-友の会は、NRW州から、介護支援のための公認ボランティアの養成・派遣機関として認可を受けました。そして2017年11月、日本語の補助付きの集中養成講座を開催しました。24名の参加者が証明書を取得しました。来年から、介護支援の必要な方の訪問サービスを、デュッセルドルフとその近郊で始める予定です。

日本語を話す介護支援が必要な方、ご家族の方をご存知でしたら、当会まで連絡下さるように、とお伝え下さい。

 

デュッセルドルフでの講座詳細は下記参照

 

介護支援のための 公認ボランティア養成 集中講座 2017年

  当会の養成講座を受講すると、2017年の新介護法で規定された公認ボランティアの資格がとれ、当会の介護支援ボランティア活動に参加する場合には諸保険が適用されます。更に、介護保険による活動時間--たとえば日本語を話す要介護者とその家族の支援訪問--などには、時間に応じた経費補填(1時間/7ユーロ程度〜 無税)もありますので、安心です。

 同様の講座は各地でカリタス、ディアコニー、AWO、赤十字といったドイツの福祉団体も開催していますが、通常は2ヶ月ほどかかり、参加費も70ユーロから200ユーロというところもあり、授業はすべてドイツ語です。今回の当会集中講座では、11月の週末の計40時間の授業時間(実質30時間)で、しかも会員は無料で資格がとれます!ドイツ語の講義には日本語での解説と資料を用意します。一部は日本語の講義です

 NRW州で遠方の方、州外の会員の方は、全講義に参加できなくてもBrückenbauer (ドイツのシステム・アイデアの現場への伝達者)として、交通費・宿泊など、参加日に補助が可能です。担当の渡辺までご相談下さい。

 

この講座は連邦大統領が任命するKDA(ドイツ高齢者委員会)の助成で開かれます。

 

期日: 1111日(土)  1000-1730

       12日(日)  0930-1700

   会場:Caritas zentrum plus Flingern/Düsseltal

Flurstr. 57 c, 40235 Düsseldorf

Düsseldorf Hbf より D-G'heim, Krankenhaus行きの市電709番でHoffeldstraße下車、徒歩3分

Düsseldorf Hbf より Hagen Hbf行きのS-BahnS8で Flingern駅下車徒歩8分

Düsseldorf Hbf より Belsenplatz行きのバス834番でLindenstr下車徒歩6分

 

期日: 1118日(土)  1000-1730

     19日(日)  0930-1700

   会場:Deutsches Rotes Kreutz, Kreisverband Düsseldorf e.V.

      zentrum plus /DRK Derendorf-Nord

      Blumenthalstraße 2 (入り口はFrankenstr.), 40476 Düsseldorf

  市電 Linien 707番または715番でTannenstraße まで、あるいは

  721番、722番、756番、758番でFrankenplatzまで 徒歩1分ほど

 

期日: 1125日(土)  1000-1730

   会場: Düsseldorf, Derendorf(2週目と同じ会場)

 

費用: DeJaK-友の会会員は無料。

   非会員は、授業時間内も含めての保険(賠償責任保険・事故保険)適用のため、入会費(30ユーロ)が必要です。来年活動開始可能な方は、入会費免除についてご相談下さい。入会申込み用紙はこちら

  

 申込:mail@dejak-tomonokai.de,(先着

申込後の質問 担当 渡辺 Tel: 015112410410

 

 二度とないチャンスですので、是非ご参加ください。

 以下は、講座開催の意義・背景です。是非お読みください。

日本語をドイツの介護システムの中で活かす

 2017年から実施されているドイツの新介護法には、ドイツの中で外国人である日本人の私たちが是非とも知っておき、活用すべき制度がいくつか導入されています。

 

 中でも重要なのは「日常生活支援 Unterstützung im Alltag 」と呼ばれる、ボランティアによる支援サービスです。支援内容は介護そのものではなく、介護をする人、される人の負担を軽くすることを目的としています。たとえば、一人暮らしであればボランティアに何時間か来てもらって支援を受けたり、介護をする人はその時間中に必要な外出をすませたりできます。支援サービスを利用する費用は、要介護度があれば月々の固定給付とは別枠で、介護保険から月額上限125ユーロまで支払ってもらえます。この額は、例えば週に一度、ボランティアに家に来てもらったり、デイケアに行ったりすることができるくらいの額です。サービスを提供しているのは、各州の認可を受けた団体や業者、また一定の講習を受け、資格をとった公認ボランティアです。公認ボランティアは、時間に応じて経費補填という形で、上記の「介護負担軽減給付」から支払いを受けることができます。こうした公認ボランティアが、州の認可を受けた団体から派遣されるときは、強制傷害保険の他、自分自身の事故などのための事故保険も適用され、税金の免除もあります。

 

 介護する側、される側に関わらず、皆さんが、もしこのシステムを利用して日本人の公認ボランティアを頼むことができるとしたらどうでしょうか。日本語で介護支援を頼んだり、外出の同行を頼んだり、たとえばドイツ人家族が作れない日本料理を作ってもらうこともできます。認知症のある場合は、多くの場合ドイツ語が衰えていきますから、日本語での対応は貴重な支援です。このような日本人による支援システムは、日本人用の介護ホームがなく、政策も自宅介護が中心の現在、今後の在独邦人社会にとって大変有益である、と思われます。

 

 DeJaK-友の会は、このためのボランティアを養成する講座を開講して日本人の公認ボランティアを養成し、また派遣する法人としてNRW州より認可を受けました。今後、この支援システムがしっかりと根付くためには、ボランティア活動をする日本人、このシステムを利用する日本人の両方が必要不可欠です。ボランティアの資格自体はドイツの公式な資格ですから、一度とれば、当会だけでなく、また日本人相手だけではなく、ドイツ人に対しても活動できます。

 

 この講習は、カリタス、ディアコニー、AWO、赤十字といったドイツの福祉団体によっても各地で行われていますが、講義がドイツ語であること、また、その団体のもとで何年か活動をすることを前提としていなければ参加費がとても高いこと、通常2か月ほどかかることもあり、日本人には敷居の高いものでした。DeJaK-友の会は、ドイツ高齢者支援機構(KDA)の助成を受け、日本語の参考資料を作成し、日本語サポートをつけて、公認ボランティア養成集中講座を開催します。ドイツ語が少し心配という方も安心して受講して資格取得をしていただけます。

 

 特に中高年の邦人の方々には、自分たちが将来安心してすごせる老後を支えるシステムを確立するために、まず今、支援を必要とされている方々のためにボランティアとして活動することから始められ、ご自身が支援を必要とするようになったときのため、そのシステムを次世代に伝えていってくださるよう、ぜひともご協力下さい。

 

gefördert vom: