約20年前に日本で流行った「老人力」という言葉。
視力が衰えてきたり、以前は簡単にできたことができなくなったり、
そういうマイナス要素を、あえて「『老人力』がついてきた」と表現し、
前向きに捉えて行こうという考え方。
その発想はとても新鮮でしたし、
老化現象に向き合った時にちょっと笑える、というのは、
例え一時の気休めにすぎなくても、いい気晴らしになるなんじゃないか、
そんな気がしていました。
一方、「マイブーム」や「ゆるキャラ」の造語で知られる、
イラストレーターのみうらじゅん氏(58歳)は、
数年前から「老いるショック」という言葉を使っています。
自分の老いに気づいたときにがっかりするのではなく、
「老いるショック!」だと思うことで、シリアスになりすぎずに済む、
こちらも「老人力」同様、「笑って老いを受け止めよう」というポジティブな発想から生まれた言葉のように思います。
笑いの効用というものは確かに存在します。
大笑いしたあとのすっきりした気持ち、何か元気を取り戻したような感じ。
日本の製薬会社のサイトには笑いの効用について多くの情報が載っていますし、
大阪府では「笑いと健康」を啓発する冊子を発行しています。
こちらのリンクから、PDFで見ることができます。
DeJaK-友の会では、各地で懇親会などを開催しています。
老後を考えるための情報交換だけでなく、大いに話して大いに笑う、
そんな機会でもあります。
「老いるショック」体験談で盛り上がりましょう。
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